電柱の張り紙の金融業者で借りました

私は若い頃に闇金に手を出してしまい、仕事を辞める羽目になり、自分の力だけでは解決することができなくて、両親の力を借りて解決しました。

私が闇金を出したのは、単純に他の消費者金融からお金を借り入れすることができなくなったからです。
当時の私は、ギャンブル好きだし、キャバクラに行くのは大好きな人間でした。
身の丈にあったお金の使い方をすることができず、毎月借金をしては返済するような毎日です。

最初は大手消費者金融ばかりを利用していましたが、そのうち返済が滞るようになり、借り入れすることができなくなっていきます。
それでも、パチンコに行きたいし、キャバクラにも行きたい。
自分の欲を我慢することができなかったんだと思います。

ある日、いつもように仕事から帰宅する途中に、電柱に金融の張り紙がしてありました。
もちろん怪しい会社だろうなって考えましたが、ずっとパチンコに行けてなかったので、もしかしたらこれでパチンコに行くことができるかもしれない、これでキャバクラに行くことができるかもしれない。

そう考えたんです。それ以上深く考えることはしないで、張り紙に書いてあった電話番号に電話することに決めました。
それから、金融屋さんの事務所まで行き、審査をして借り入れすることができました。

ただ、利息は、10日で1割のまさしく闇金だったのです。
利息のことはしっかり理解していましたが、それ以上にパチンコに行くことができる喜びで、闇金業者が神様のように見えました。

借り入れした金額は5万円。
そのままパチンコに行き、絶対に増やすぞと強く意気込んだものの、その日の内に5万円全てを使いきってしまい、パチンコも負けて、闇金に返済するメドもたたない。

闇金業者に給料日まで待ってもらうように説明しましたが、話になりませんでした。どうしようもなくなった私は疎遠になっていた両親に連絡し、闇金に払うお金を借りて全額返済しましたが、それからも自宅に押しかけてくるので、やむなく仕事を辞めて実家に帰ることになりました。
両親の力がなかったら、今でも闇金の食い物にされていたかもしれません。