借入5件以上になり神奈川県の090金融を利用し、エイワに返済した体験談

私は多重債務者でした。現在は自己破産をしてきれいになりました。
その過程での話をさせていただきます。
私が20代の頃、パチンコや競馬や競艇が好きでほとんど労働はしていませんでした。
最初にお金を借りたのは武富士でした。
19歳だったと思います。
その時は18歳から貸し出しをできていますが金融屋としては貸すにはリスクがあったようです。
しかし、当時の武富士誰でも借りられる、審査が甘い等で有名だったのです。当時付き合いのあった友人の間では有名でした。
そんなこともあり、私は武富士に頼ったのです。最初は20万円のキャッシングをして、1週間ほどでキャッシングしたお金は無くなりました。
今度はすぐに20万円が無くなり、労働意欲が失われたのです。
本当に自堕落な生活を送っていました。
それから少ししてパチンコはやめようと思い、競馬と競艇に絞って博打をやっていました。
結局は勝てずにジリジリと負け額が増えるようになったのです。
結局はパチンコだと一気に負けて、競馬や競艇だとジリジリ負けるという感じでした。
そして、次のキャッシングを申し込みます。
会社はアコムでした。
アコムは審査が厳しく、10万円までしか借りられませんでした。
実はその時、以前、一度だけ出勤したことのある派遣会社を借り入れ審査の職業欄に記載したのです。
元々がダメだろうと思って申し込んだものですが10万円は借りることができたのです。
そのときに告げられたことは【在籍確認と収入証明書を提出してもらえれば30万出せる】とのことでした。
しかし、派遣会社には籍だけしかありませんとは言えなかったので10万円だけを借りることにしました。
そして、次の日のレースに備えて早めに帰宅したのです。
そして、次の日、勝ちました。勝った分を武富士の返済にあてました。
それからは博打をして、儲かったらすぐに返済して、負けたら枠の中の利用分を使ってとそんなことが毎日続いていきました。
結果、全然返済ができていなかったのです。
今ならこの仕組みが理解できるのですが当時は22歳やそこらだったので理解できませんでした。
それからは博打をやること自体がバカらしくなり、まじめに働くようになりました。

働き始めは登録してあった派遣会社で働き、日銭を稼ぐ毎日でした。
しかし、お金が残らないことから意味が無いと判断し、完全歩合の営業職で働くことにしました。
結果、50万円の収入になったのです。
それからは仕事の魅力にはまり、じゃんじゃん返済していきました。
一旦はすべて完済できたのです。しかし、この仕事がきっかけで金銭感覚が狂います。
簡単に稼げる仕事だとわかり、湯水のごとくお金を使って行ったのです。
それから私の勤めていた会社は訪問販売法にひっかかり、会社が無くなりました。
私はたくさん稼いでいましたがその分楽して稼げていたので時間が余っており、毎日、仕事時間に競艇場へ行っていました。バブルの時のイメージをしていただければ理解できると思います。
そして、懲りずに借金を増やしていくのです。今回はまじめに仕事をしていましたのでたくさん借りることが仇となったのです。
その後、レイク50万円、アイフル50万円、ディック50万円、三洋信販50万円、三井住友VISAカードにクレジット枠が50万円とキャッシング枠が30万円と借入5件以上になりました。
とにかくお金に忙しかったのです。
当時は総量規制が始まる前でしたので業界自体がじゃんじゃん貸せるだけ貸せという風潮でした。
これだけの借金を作り、会社はなくなりましたので返済をどうしよういうのが頭を過ぎっていました。
そこでまずは金策と思い、新聞販売店に就職をしました。
新聞販売店は前職やスキルを問わず働く間口が広かったのです。
また、日払いということもあり、必死に働きました。その甲斐もあり、とりあえず現状維持にはなりました。
ただ、周りで働いている先輩や同僚が博打好きな人が多く、そこに付き合ったりしていたため、働いても、働いても、幸せになれなかったのです。
その後もちょこちょこ返済に困っていたのですが博打癖が治らず、エイワに手を出します。
消費者金融では悪い方で有名な金融屋です。闇金融ではないのですがほとんど対応がヤクザだったのです。
話だけは聞いて帰ろうと思いましたが最終的に貸してくれるということなので借りることにしました。
説教をされながら融資を受けたのです。
その金額は5万円でした。最初だからと言われ5万円だったのです。
その時は本当に金欠だったので渋々借りました。そして返済日の2日前に返済のお金ができませんでした。
あてもなかったのでそのことを告げると何とか作ってくれと言われたのです。
かなりきつい口調でした。そして、当日、準備ができなかったのです。私はどうにもならず、
電柱に貼ってあった090金融の張り紙を見て、その張り紙の番号にすぐに電話しました。
融資の件でと話すとすぐに審査してくれるとのことですぐに審査が完了したとの連絡がありました。
後からわかったことですがこれが闇金の一種だったのです。
審査には落ちたが特別に利息をいつもより高くしてなら貸せるとのことですぐに借りることにしました。
その時は私の頭に、エイワに返済したいとの思いで一杯でした。
そして、すぐに身分証をFAXで送りました。4万円の融資に対して受け取ったのは22000円でした。
もちろん理解はしていました。
そしてそのお金でエイワに返済したのです。時間的には翌日扱いになりましたが返済したとのことでほっとしました。
それからはとにかく闇金融に返済するために2ヶ月間は新聞屋で必死に働いたのです。
私が利用した闇金融は神奈川県になります。
世間では闇金融が悪く言われていますが私は被害を受けたよりも闇金で助かった人間です。
利息は高いですが一時的に救われたことも事実です。
そして、闇金融とエイワに返済し自己破産しました。その後は何もお咎めはありません。