〔闇金から逃げる方法〕引越しすれば闇金から逃げ切れる!?

「闇金から逃げ切りたい!」

今回は、しつこい闇金の追手を振り切り、無事に“安泰した生活”を取り戻すための方法についてご解説/ご紹介します。

≪闇金から逃げる方法≫

① 引越し/夜逃げ

闇金から逃げる方法でもっとも単純かつ簡易な方法は、『住む場所を変えること』です。

「住む場所を変えるだけでは、闇金が追ってくるのではないか?」
――心配性な方は、闇金の追手に神経質な恐怖を覚え、追っかけて来ると勘違いしている方が大多数ですけれど、実際のところ、闇金が逃亡した借主を追ってくることはほとんどありません。

昨今の闇金業社は、従来の暴力的な闇金とは違い慎重な行動をとる傾向があります。

闇金が追いかけて来ることはありませんが、住居を変えた際、アパートやマンションなどの家主に連絡を入れていなければ、“捜索願い”を警察に出されてしまい、闇金業社に新しい住所がバレてしまうケースもあります。

引越しの際は、仕事の転職はもちろん、電話番号の変更などもキッチリと行わなければなりません。

ただし、県をまたいで引越しをした場合などは安心ですが、隣の市や町に引越しただけでは、街中で偶然出会うこともあるため、高い危険性を伴いますから注意してください

さらにまた、逃げたあと闇金業社としてではなく個人間の取引として「お金を貸したのに返してくれない」と闇金の依頼した弁護士・警察に訴えられてしまった場合、正当な理由なく無断で逃げた側は非常に不利な立場です。

“正当な借金”としてお金を返済する羽目になったり、詐欺罪で起訴されてしまったりすることもありますので、気を付けましょう。

② 『不法侵入』や『迷惑行為』などの罪で訴える

借家に住んでいれば、簡単に引っ越すことも可能ですけれど、一戸建てを買ってしまった場合にはそうはいきません。

そこで安易に引っ越すことができない場合は、闇金業社を警察に捕まえてもらう方法が一番簡単な方法です。

「高利貸しなので逮捕してください」と警察に訴えても、基本的には「民事不介入なので対応できません」と断られるケースが多い。

闇金という情報だけで、闇金業社を逮捕することはなかなか難しいですから、まずは監視カメラ(1万円程のモノで可)を購入し、それを庭付近に設置しましょう。

闇金業社が庭に『不法侵入』したり、大きな声で罵詈雑言を吐いたりなど、そう言った映像を記録できれば、あとは警察に通報するだけ。

悪質な侵入者であればあるほど、警察は迅速に対応してくれます。

③ 闇金に対抗する

昨今の闇金業社は、暴力的な行為を避け、安全な立ち位置かつ効率性を高めるために“電話による貸し借りのみ”に従事している業社も少なくありません。

電話による嫌がらせ行為(脅迫や人権侵害など)だからと言って安心することはできず、勤めている会社に迷惑な電話をされたり、家族や友人に迷惑な電話をしたりなど、周囲に悪影響を及ぼすうえ、電話による嫌がらせのなため証拠を集めるのに困難を極めます。

そんな闇金業社に対抗する手段として役立つ方法は『嫌がらせの電話を掛け続けること(通話はせずに電話を切る)』

電話のみの闇金業社にとって“電話が仕事の要”であるため、こちらから『嫌がらせの電話を掛け続けること』によって、相手の違法な業務を妨害することができます。

闇金業社からしたら違法な仕事であるため“業務妨害”で反抗することができないため、一方的な電話により相手の嫌がらせ行為の抑止および迷惑行為の防止を促せるとともに、闇金業社に「関わるだけ時間のムダ」と思わせることができれば、逆に闇金を退散させられる可能性もあります。

ただし、闇金業社はやはり犯罪集団であるため、安易に対抗することは危険ですので、後ろ盾がないのであれば止めましょう。

④ 法的措置をとる

闇金業社から逃げる方法として、最適かつ最善の方法は『弁護士に依頼して闇金との関係を法的に断ってもらうこと』です。

本来、正式な消費者金融や銀行などから借り入れしたお金には“返済する義務”が生じますが、闇金業社から借り入れしたお金には“返済する義務”は発生しません
(闇金業社への返済は、返したい人だけ返せばいい任意返済)

しかし、借り入れした当人のみの判断で「○○金融は闇金だから返済する必要はない!」と独断行為に及んだ場合、闇金から『個人間の取引で、借入者は返済するつもりなくお金を借りた。これは詐欺罪に該当する』と起訴されてしまう可能性があります。

闇金を闇金業社と認定するのには、法的な見地から闇金を闇金業社と認定し得る権利を持っている“弁護士”に委ねるしかありません。

弁護士に『闇金との関係を公正な方法で断ってもらうこと』ができれば、闇金は当事者に近寄ることができなくなります。

※ 闇金対策の弁護士費用は平均して『一件当たり4万円~5万円』です。
弁護士のなかには、“報酬金(帳消しになった借金の20%)”を求めてくる悪徳弁護士もいるので注意してください。