『審査無しで借り入れをすることができるソフト闇金のグリーンローンとは』
今回紹介するのは、審査無しで借り入れをすることができるキャッシング会社のグリーンローンについてです。
キャッシング会社と言いましたが、残念ながら、グリーンローンは正規の貸金業者ということではなく、タイトルにもあるように、ヤミ金業者の一つとなっています。
この記事を読んでいる方は、「ヤミ金業者」と聞くと、どのような業者をイメージしているでしょうか?
多くの方がイメージしているのは、「法外な利息を請求される」とか「返済が出来ないと家族や職場までやって来て恫喝される」というようなものが多いと思われます。
まずは、このイメージについては、それほど間違っていないということを認識してください。
そして、近年流行しているのが「ソフト闇金」というタイプのヤミ金業者になっています。
今回紹介する、グリーンローンについても、このソフト闇金というタイプのヤミ金業者になるのですが、ソフト闇金というのは、金利については従来のヤミ金業者と同じようなタイプになっていることが多いのですが、キチンと返済をしていれば恫喝されたり脅迫されたりすることがないヤミ金業者となっています。
さらに、ソフト闇金業者も正規の貸金業者の申請をしていないために、当然の事ながら金利については法外になっています。
多くのソフト闇金業者の場合は、トイチ(10日間で1割の利息)からトサン(10日間で3割の利息)となっていることが多く、グリーンローンも初回の利用時に発生する利息に関してはトサンになっていることが挙げられます。
それでは、グリーンローンが運営しているキャッシングプランは、どのような構成になっているのかということについて詳しく紹介していきます。
業者名:ソフト闇金グリーンローン
サイトURL:http://greenloan-web.com/
『グリーンローンのキャッシングプランについて』
グリーンローンでは、完済歴が5回未満の場合は、利用限度額が10万円となっている超少額融資のキャッシングプランとなっています。
そして、肝心の貸付金利についてですが、返済をする周期によって変動するという仕組みになっていて、7日間の場合は融資額の20%、10日間の場合は融資額の30%、14日間の場合は40%の利息が発生するということになります。
さらに、融資時に手数料として3,000円が発生することになり、返済が延滞すると1日1,000円もしくは連絡なしに延滞した場合には1日5,000円の延滞金が発生するということになります。
このように、文章で書き起こすと異常なことがよく分かりますが、仮に10日間の利息を年利に直してみると、1,441,790%ということになります。1.4%じゃなくて、約144万%となっています。
正直なところ、「144万%って何パーセント?」と聞きたくなるような数字になっていますが、簡単にいえば、借りた金額を1万4400倍ぐらいすると144万%という数値になります。
そのため、1万円を借りた場合は、1年後に利息だけで1億4400万円に膨れ上がるということになります。
この計算ですが、計算違いかと思ったのですが、残念ながら、計算上ではこの数値となっていますので、この金利がどれほど異常な数値なのかということが分かってもらえたと思います。
『グリーンローンでは、完済歴に応じて金利が下がるのが特徴的』
グリーンローンでは、完済歴に応じて金利が下がるという仕組みになっています。
完済歴が10回以上になれば、7日間で10%、10日間で15%、14日間で20%となっていて、当初から考えると金利がかなり下がるということになりますが、それでも高いというのは、よく分かるでしょう。
初回に借り入れをした金利から考えると単純に半分になっていることが挙げられますが、半分になったところで144万%が72万%になるだけなので、焼け石に水というよりも、訳の分からない数値なことには変わりありません。
『グリーンローンでは、基本的に利用者に対して貸し付けをしたくないという方針』
グリーンローンでは、押し貸しのように無理やり貸し付けるようなことはしていないとされています。
近年では、無理やり貸し付けをして利息を払えというような請求をすることで警察にマークされてしまうこともありますので、グリーンローンのようなソフト闇金では、出来る限り利用をしないというような説明をしてくれます。
自営業者で正規のキャッシング業者から借り入れをすることが出来ないというような場合には、都道府県の補助金や、国金などから借り入れをする相談に乗ってくれるということもあり、個人の場合でも、出来る限り一般的な貸金業者から借り入れをするように促してくれます。
これらについても、ソフト闇金業者の手口となっているのですが、ソフト闇金業者というのは、優しい言葉で語りかけてくれますが、実際に貸し付けをしている金利については、上記で紹介したように、暴利も暴利となっていますので、絶対に利用してはいけません。