他社借入3件
他社借入3件までならぎりぎり融資可能
他社借入3件の場合は、ぎりぎり融資が可能だと言えるでしょう。大手消費者金融や、私が勤めていたような中堅の消費者金融であれば、融資可能な範囲です。
しかし、5件ほどになると、多重債務者として扱われてしまう場合もあり、それ以上は、間違いなく多重債務者としてあつかわれてしまうため、融資は不可能です。一部の小規模な消費者金融では、利用枠を低く設定して融資するところもありますが、たいていのところでは無理です。そのため、他社借入は4社ほどにとどめておいた方が、毎月支払う事が可能な金額にしても限度があると思いますので、よいかと思います。
それ以上になると、支払いの延滞が発生し始める可能性もでてきて、そうなると、現在借り入れしている会社の利用枠内での追加の融資も受けられなくなる場合があります。しかし、他社借入3件なら、何とか利用枠は低くても、融資してもらうことができるでしょう。
他社借入3件ある場合の新規の融資申込み
他社借入4社ある場合、新たに融資を申し込もうとしても、かなりの確立で断られてしまいます。消費者金融側の見解は、まず、4社も借りているということは、1社でまとめてお金を借りるだけの信用力がないので4社も借りざるを得ないということです。
それ故、新規の申込みは厳しくなります。さらに、消費者金融では、貸付額は年収の3分の1以内という規定があります。この貸付額とは、現在借りている金額ではなく、貸し出し枠になります。例えば50万円の貸し出し枠で15万円借りているとしても、貸付額は50万円と判断されてしまいます。それ故、既に4社から借入を行っている場合では、年収の3分の1以内という総量規制に抵触する恐れがあります。このような理由からたいていの場合は拒否されますので、どうしても借入を行いたい場合は、空いている貸し出し枠を利用するか、もしくは、こまめに返済を続けて貸し出し枠を増額するしかありません。