働き始めた頃に一度闇金を使ったことがあるのですが、けっこうな体験をしてしまいました。
クレジットカードなども枠ギリギリまで使っていたということや、かなり趣味のサイクリングにお金をかけていて、かなりお金に困った時期だったこともあって闇金に手を出してしまったのです。
闇金に関してそれまでは人前並に警戒心は持っていました。
しかし、不思議なもので実際に使わないといけないとなるとどうしても警戒心が緩んだり、どうしても希望的観測が多くなってしまうのです。
当時は友人からもお金を借りていましたが、その友人から紹介されたのが闇金でした。
その闇金はかなりフレンドリーな印象でした。
建物も駅のすぐ近くで不動産屋か何かのようでしたし、外からも見れるような事務所だったので余り不安なく店内に入っていくことができました。
応対してくれた20代の係員さんもかなり親切でソノ点でも不安が取り除かれました。
その時に借りようと考えていたのはクレジットカード返済分の100万円ちょっとでしたが、話していくとかなり有利に借りれるということで結局150万円近く借りてしまいました。
その時欲しかったものがあったということも手伝って借りすぎてしまった嫌いはありました。
利率も12%とかなり良いもので、これならば借りても問題ないなと感じたのです。
しかし、これは誤った選択でした。
12%といっても元でがかなり大きいということも手伝ってその月の終わりごとには返済に困るようになっていました。
実際、給料の大半が返済でなくなってしまうということがそれまで以上に増えましたから大変でしたし、闇金ということで簡単に人には相談できないという事情も手伝って袋小路にはまってしまったような気がしました。
こういった事態から脱出したのが親への相談です。
全て闇金の返済はしてくれ、金銭管理も任せることになり、かなり惨めな感じでしたがそれでも闇金を恐れて生活しなくてもよくなったので結果的には良かったです。